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こんな泡で!

[2018.06.27]

このところの緊張抜けきらぬ日々のせいで、アレルギー性疾患(特に、アトピー性皮膚炎)の患者さんはコントロールが付きにくくなっておられる方が多いように感じられます。

急に梅雨らしいじめじめした気候が続いているせいもあるでしょう。

その時々の気持ちの浮揚や、温湿度による皮膚の体感の微細な変化などはアトピー性皮膚炎には大きく影響する要素と言えます。

ここは、一頃流行った鈍感力を駆使して、症状の出方の波にあまりとらわれ過ぎないことが重要です。

難しいこととは思いますが、「とらわれすぎない」ことを試みてください。

ただし、症状の経過はぜひ診せて頂きたいですので、受診そのものを先送りにはしないでくださいね。

 

何度も書いて恐縮ですが、最近、アトピー性皮膚炎の方にスキンケアについてお話しすることもまたまた重なっていますので、ちょっと写真を載せてみたいと思います。

洗顔の際の泡ですが、こんな感じです↓↓

 

これで洗顔1回分でしょうか。

これを顔全体に広げて、こすらないように、時間をかけ過ぎずに洗い終えましょう。

当院ではノブⅢシリーズを扱っていますが、無添加せっけん(石けん素地100%のもの)もおすすめです。

(ノブなどのチューブタイプの洗顔料の場合は、1回に出す量はほんの少しにして下さい。じゅうぶん泡立ちます。)

身体の場合は、特にお子さんで症状が大きく出ている時などは、石けんなどで泡をたくさん作ってから、それを身体全体に広げて手で洗ってあげるのが刺激が少なくていいでしょう。

もちろん大人の方も同様に。

身体の洗浄には、100%天然海綿スポンジをおすすめしますが、購入当初はちょっと感触がかたいこともありますので、じゅうぶんに柔らかくしてからの使用が良いですね。

とは言え、要は、不必要な刺激を避けることが重要ですので、ご自分が続けやすい・使いやすい・感触が優しい自然素材のものであれば結構です。

習慣になるまで、ちょっと頑張ってみて下さい。

上記のような生活習慣の改善と胃腸環境の安定、それから薬剤の適切な服用(使用)で必ずコントロールできるようになっていきますので、一緒に頑張っていきましょう!

 

ご不明な点などありましたら、受診の際にお気軽にお尋ねください。

 

さて、慢性疾患といえば、また別にここで書きたいことがあります。

またそれは次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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