追想。
先週末、妻とふらっと神戸に出かけました。
高槻に帰ろうとすると、高速道路がひどく渋滞していたので、下の道路で帰ろうということに。
しばらく走って西宮に入り、県立西宮病院の近くを通り過ぎた時、救急医として必死に勤務していたころの記憶がふわっとよみがえってきて、あの頃は頑張っていたなぁとしみじみしてしまいました。
一瞬の判断で生死が左右される重症かつ急性の患者さんが絶えず訪れる状況で診療に携わっていたことは、間違いなく、今の私の糧になっているとは思うものの、本当に本当にしんどかったです(涙)
ただ、そういった厳しい状況に身を置いていたからこそ、命の尊さや大切さは何物にも代えがたいと心から感じられるのかもしれません。
そう考えると、確かに得難い経験と言えるでしょう。
普通に生活していると、人間誰しも、健康の有難味は忘れているものです。
いつもと違うこと、例えば、胃の調子がちょっとおかしい、お腹の具合がよくない、背中が痛いなど、ご自分で気になる症状があれば、放置せずに受診されることをおすすめします。
鉄は熱いうちに打て!と言いますが、早め早めの対応が肝要です。
結果的に何もなければ心配する時間がもったいないですし、何かあれば早く対処することに悪いことなど一つもありません。
どうか命を大切に慈しんでください。