脳卒中に注意!
唐突ですが、、。
日本人の死因第4位、脳卒中の患者さんは現在120万人以上に上ります。
いわゆる寝たきりのご老人の3割、要介護の方々の2割が脳卒中患者だという実態もあります。
先日、新聞にも詳しく分かりやすく書かれていたので、記事を読まれた方もいらっしゃるかと思います。
皆さんは、脳卒中というと冬!というイメージをお持ちではないでしょうか。
確かに、冬は要注意シーズンですが、夏(6~8月)もまた、発症が急増するシーズンなのです。
脳卒中の予防としては、高血圧、糖尿病などの基礎疾患の適切な治療の継続と、(当然ですが)好ましくない生活習慣の改善に尽きます。
一言で言うと、地味な行いですが、この継続という作業を怠ると後で手痛いしっぺ返しが来る可能性が非常に高いです。
(危険因子となる基礎疾患を持っていないかどうかを、まずしっかりと把握し、認識することは言うまでもありません。)
梅雨シーズンに入ると、熱中症も気になります。
衣服調節を適切にできていなかったり、食欲がないからとあまり食べないままでいたり、水分補給に気を使っていないと、血液もドロドロになりがちになり、脳血管が詰まりやすくなり、非常に心配です。
何だか脅かしているようですが、全てご自分の心がけで出来ることばかりです。
水分補給と体温調節、ほかにもありますが、まずはこの2点を心に留めてお過ごしください。
ささいな体調変化を見逃さず、また、タイミングを逃さない受診をおすすめします!
大阪市内 某ホテルロビーの素晴らしいアジサイです。
押し寄せてくるようなアジサイが、亜熱帯化しつつある大阪の夏の近づきを感じさせます。
今年は、豪雨&猛暑とか、、。
一緒に乗り越えましょう!!