おおくま医院

昨日、お陰様で無事に2024年の診療が終了しました。

これもひとえにおおくま医院をご利用いただいた患者さま方、ご支援いただいた各方面の方々によるものと深く感謝しております。

有難うございました。

来る年も引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

 

今年の印象といえば、長く慢性的な呼吸器・消化器症状にお悩みの患者さんが初診で多く来て下さったことでしょうか。

上記の疾患は得意とするところですので、非常にやりがいを感じました。

小さなお子さんのアレルギー疾患（皮膚や呼吸器系）やご家庭での突然の怪我の処置なども同様です。

特に、せき込むようなひどい咳がなかなか収まらない感冒が多く見られた時期、夏の終わりだったでしょうか、「おおくま医院に行ったら咳の続く風邪がよく治ったと聞いたので来ました。」と仰ってくださった方が多く、嬉しかったのを覚えています。

ただ、薬の出荷調整にはヒヤヒヤしました。

診断すれど薬がないという状態だけは避けたいですので、こちらは国になんとかして頂きたいと願います。

出荷調整は我々側だけでなく、何よりも患者さんをご不安にさせるだけです。

 

そして、今年は本当に暑かったですね。

暑くなるのも早く、さらにいつまでも暑いという体調管理の非常に難しい一年だったように思います。

例年なら少し暑さが緩んでいく時期にさらに暑さが増すような感じだったせいか、理由の見当たらないひどい疲労や体調不良にお悩みの方にプラセンタ注射やニンニク注射をすることがとても多かったです。

また、そういった患者さんの表情が来院ごとに明るくなっていかれるのを拝見するのは嬉しいことでした。

日本の気候が確実に変化している中で、体調管理に対する意識もまた変えていかなければならないと感じました。

 

コロナ禍以降、感染症の発生も様変わりしてきました。

折しもインフルエンザのピークが見えない中で今年の診療が終わったことは憂うべきことだと思っています。

帰省されたり、ご旅行にお出かけの方も多かろうと思いますが、感染予防の四文字を頭の隅に置いていただければと思います。

 

カラダもココロもあたたかい年末年始をお過ごしください。

どうぞ佳いお年をお迎えになられますように。