復活しました。
Wi-Fiの具合が良くなかったのですが、先ほどようやく直していただいて、復活しました。
いつもの場所でこうして更新できるようになり、ホッとしています。
今日は本当に行楽日和ですね。
午後は休診で時間はあるのですが、今週はとても忙しかったせいか、かなり疲れてしまっているので、ゆっくりしようと思っています。
そのままになってしまっていた生活習慣病の予防&管理のためのちょっとアドバイス。。
⑦ 調理法の工夫...今回で最後です。
まずは<炒める>。
ここで重要なのは、使う油の量をいかに少なくするかです。油の目安は、野菜片手ひとつかみあたり小さじ1杯です。
ニンジンなどの硬い野菜は、あらかじめ下茹でしてから炒めると、早く火が通って油の量も少なくて済みます。
同じ理由で、切り方や大きさをそろえてカットしておくのもおすすめです。
また、フッ素コーティングのフライパンを使うと極力油の量も抑えられるのでおすすめです。
最後は、<揚げる>です。
揚げ物は、最も高カロリーな調理法(=油の吸収率が最も多い)です。
衣が厚ければ厚いほど油の吸収が増えるので、フライに使うパン粉は生パン粉よりも乾燥パン粉を使い、なるべく細かいものにしましょう。
唐揚げの場合は、強力粉がいいでしょう。薄力粉よりもたんぱく質の量が多く、サラサラしているので衣を薄くすることができ、吸油糧も抑えられます。
吸油量を順番に並べると、次の通りになります。
天ぷら(15~25%)>フライ(10~20%)>唐揚げ(6~9%)>素揚げ(3~8%)
揚げ物が食べたいときは、天ぷらやフライは避けて、唐揚げか素揚げにするのが無難と言えるでしょう。
生活習慣病は中年以降の方々だけのものではありません。
食生活の欧米化や生活習慣の変化によって、20~30代のお若い方々でも知らないうちに症状が進行していた、、ということも珍しくないのです。
当院でも、以前に比べても、お若い方々で痛風の患者さんが増えています。
今一度ご自分の生活を見直したり、健診をうけたりされることをおすすめします。
次は、痛風にスポットを当てて、シリーズで書いてみます。
気長にお読みいただければ幸いです。
どうぞ楽しい休日を。美しい新緑の時期をお楽しみください。