さて、脂肪肝&青虫(閲覧注意!)
秋らしくない気温が続いたかと思えば、明日からは雨が続いて冷えて来るらしいですね。
こういう時期は、体調を崩しやすいですので、十分にお気を付けください。
さてさて、今日からは、数回に分けて脂肪肝について簡単に書いていきたいと思います。
簡単に言いますと、肝臓は、必要以上に摂取した糖質や脂質などのカロリーを脂肪に変える働きがあり、それらは皮下脂肪などに蓄積されるという流れになっています。
カロリーの摂取・消費のバランスがきちんと取れていれば全く何の問題もないのですが、運動もあまりせずに、食べ過ぎや飲み過ぎといった好ましくない生活習慣を続けているうちに、脂肪の本来の貯蔵部位でない腹腔内や肝臓にまで蓄積されてしまう。。
いわゆる肝臓がフォアグラ状態になるわけです。
この状態を「脂肪肝」と言います。
広義では、脂肪肝とは、肝細胞の10%以上に脂肪滴が存在している状態を指し、通常は自覚症状はないですが、アルコールの多飲やNASH(非アルコール性脂肪肝炎)のせいで、肝臓の線維組織が増えて線維化が進行すると、肝硬変になってしまいます。
こうなると、腹水や黄疸といった様々な症状が現れてきます。
皆さんよくご存じのように、肝臓疾患は重症になるまで症状が出にくいですので、そこまでいくまでの対応が非常に大切です。
次回に続きます。
表題の青虫ですが、、。
以前にこのブログで書いたアオスジアゲハの幼虫と思われる青虫が、クスノキの上方に何匹かいます!
2階の院長室の窓から写真を撮ってみました。
苦手な方はスルーして下さい!
横の黄色い筋が何ともかっこいいですよね!!
先日の鳥の巣といい、うちのクスノキは鳥や虫にとってオアシスなんでしょうか。
嬉しい限りです。