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がんについて少し③。

[2018.02.20]

オリンピックたけなわの今日この頃。

先日の女子のスピードスケート、すごかったですね。

非常に力強い滑りで、生き生きしたエネルギーに満ち満ちた雰囲気を醸し出す小平選手には、女性ながら頼もしさを感じました。

女性が活躍できる国は、成熟度が高いと言われるそうです。

個性の異なる女性一人一人が、各々の望む形で活躍できる社会になるといいなと、オリンピックを観戦しながら感じた次第です。

 

さてさて、がんについてです。

がんを予防する。。難しいことのように思えるかもしれません。

確かに、これをすれば確実に!という方法は生憎とありませんが、有効な手立てはあります。

まず第一に、好ましくない生活習慣の改善が挙げられるでしょう。

何だ、そんなこと?と思われる向きもあるかもしれないですが、前々回に書いたように、遺伝子のコピーミスに関わるのはまさしく長年にわたる悪しき生活習慣なのです。

特に、喫煙、食生活、運動不足。

今現在、喫煙している方は禁煙は必須です。

食生活に関しては、よくお分かりの様に、バランスの良い食事を腹八分目に。アルコールも控えめを心掛けましょう。

このあたりは、食事制限の必要な方(疾患によって)は別として、あまりキチキチと考え過ぎずに、ゆるい感じから始めると続けやすいですよね。

運動に関しても、特にジムに行ったりせずとも、階段を使うようにしたり、お天気の良い時は少し速足で散歩するといったことから始めてみて下さい。

とにかく続けることが大事ですので、出来る範囲を少しづつ広げながら頑張ってみましょう。

 

後は、感染に対する対応も肝要です。

特に、肝臓がんの約80%は肝炎ウィルス(B型、C型)の感染によるものですので、中年以上の方は肝炎ウィルスに感染していないかの検査を受けるようにしましょう。

もし感染していても、肝硬変や肝臓がんになる前に治療すれば、治癒しますので、どうぞご安心を。

また、胃がんも、ピロリ菌の感染が関与している(もちろんそれだけではありません)と言われていますので、ピロリ菌検査がまだの方はぜひ受けてみて下さい。

ピロリ菌に感染していても、除菌すればいいことです。

ご自分のちょっとした努力で、がんの発生する確率を下げることはできるのです。

 

一緒に健康寿命をのばしましょう!!

 

 

 

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