あらためて、生活習慣病って?
成人病→生活習慣病という名称になって久しいですが、皆さんはどういった概念を指すのかはっきりとご存知でしょうか??
生活習慣病とは...
食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称を指してそう言います。
具体的には、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肝疾患(脂肪肝・肝炎・肝硬変など)、腎疾患(慢性腎不全・尿管結石など)、膵疾患(慢性膵炎など)。
さらに、がん、心疾患(狭心症・心筋梗塞など)、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)は三大生活習慣病に位置付けられ、日本人の死因の約50%を占めています。
また、国際的には、WHOがNCDs(Noncommunicable diseases=非感染性疾患)を類似の疑念として採用していますが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)も重要視されています。
お読みいただけたら、どれも私達に等しく身近な病気だとお分かりいただけたかと思います。
また、それらを近づけるも遠ざけるも、近いならそれ以上近づけないようにするにも、私たちの日常の過ごしようが大きく深く関係しています。
まずは、ご自身の健康状態を正しく知ることがスタートです。
今や人生100年時代。
健康寿命を延ばすためにも、年に一度の特定健診やがん検診を積極的に受けてみてください。
健(検)診の結果はカラダからのメッセージです。
メッセージ、受け取っていきましょう!
次はメタボリックシンドロームについてあらためて書いてみます。
ご一読いただければ幸いです。