邂逅。
邂逅。。、ご存知のように、思いがけなく出会う、偶然に出会うとの意味の言葉ですが、最近本当に昔の知り合いによく出会います。
週に数回、市外の特養ホームに出掛ける道すがらや、JR高槻駅周辺、西武の駐車場や館内等々。
長く生きてきた分、知り合いも増えると言えばそれまでなんですが、不思議なのは、昔々の知り合いに特によく出会うのです。
先生!と声をかけてくれて、ふと顔を見ても、正直スッと名前が出てこない人、いまだに謎なままの人(申し訳ない!)もいて、もちろん挨拶は返しますが、複雑な気持ちです(苦笑)。
あ!でも、心配しないでください。
大阪医大の研修医時代の看護師さんや、随分昔に診察した患者さんなど、軽く数十年前に出会った人達なので、決しておかしくなったわけではありません。
そんなこんなで、ふと思いました。
こちらは覚えていなくても(失礼ながら)、覚えていてくれる人がいることの有難さ、幸せを。
記録より記憶、、という言葉がありますが、自分が生きている・生きていた証は、自分以外の人たちの心の記憶にあるのではないかと私は思っています。
これまでの患者さん達・これからの患者さん達に、あの先生に相談してよかった!おおくま医院に行ってよかった!と喜びと安堵の記憶を持ってもらえれば、ひとりの医師として、開業医として、こんな幸せな生の証はないなぁとしみじみと考えたりしています。
暑さ厳しきこの頃、外へ出るのも一苦労だとは思いますが、あれおかしいな?と思われたら、時間を置かずにお気軽にご来院下さい。
暑さに打ち勝つ健康作りをサポートします。