研修会。
昨日は、午後から夕方まで、大阪府学校医会の研修会でした。
小児科から考える性感染症についてと、お酒との上手な付き合い方についての講演を聞きました。
前記の講演については、昨今のニュースで知ってはいたものの、当院で診察することはあまりないので、少なからず驚きを禁じえませんでした。
倫理観や社会通念の変化と言ってしまえばそれまでですが、やはり家庭でのコミュニケーションの希薄化も、若年層における性感染症の増加に大いに影響しているのではないでしょうか。
虐待の問題など軽々に論じることが出来ない点も含んではいますが、いずれにせよ、子どもにとって一番安心できて居心地の良い場所=家庭であるように、社会全体で認識を共有し、取り組んでいかねばならないのではと感じた次第です。
当院でも、心の居場所を一時的に見失い、カラダに症状が出て悩んでいる若い患者さん(性感染症ではないですが。)が受診されることがままあります。
そんな時、彼ら彼女らの心の内の不安を垣間見て、私は私なりのアドバイスをします。
親ではないですが、医者として、大人として、彼ら彼女らの成長を願って対峙しているつもりです。
さて、まだ日中は暑さが残っていますが、もうそろそろ終わりのようですね。
秋を楽しみたいものです。
下の写真は、研修会で配布されたカードです。
わかりやすく書かれていますので、どうぞご覧下さい。