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今は昔。。

[2017.06.27]

CS放送などで昔の映画やドラマを見ていると、登場人物が喫煙しているシーンがよく出てきます。

至極普通に、時には格好良く。。

以前、このブログにも書きましたが、私も若い頃はタバコを吸っていました。

でも、今、映像で喫煙シーンを見ると、非常に違和感を覚えます。

タバコが健康を大きく損なうという事実が周知された今は、もうそんな時代ではないのです。

 

タバコ=喫煙習慣は、実に様々な病気の原因になります。

例えば、がん(肺、食道、喉頭、咽頭、口腔、胃、膵臓、膀胱、子宮頸部など)をはじめ、脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、うつ病などの発症リスク及び悪化リスクを高めるとされています。

さらに、病気だけでなく、妊娠・出産への悪影響や乳幼児突然死症候群の発症リスクにも関連しています。

また、女性なら気になるところの美容に関して言いますと、タバコに含まれるニコチンの影響で血管が収縮し、皮膚に酸素が届きにくくなります。また、ビタミンC不足を招きますので、シミやシワが増えて、ハリも失われます。

 

さぁ、ここまで読んで頂いた方で現在タバコを吸っておられる方は、どう思われるでしょうか?

タバコはご自分だけでなく、受動喫煙という形で、周囲の人たちをも危険にさらしているのです。

禁煙、頑張ってみませんか?

 

当院は、禁煙治療を健康保険で受けて頂けます。

ただし、薬を服用すれば自動的に禁煙できるなどというわけではありません。

ニコチンへの高い依存から抜け出して見せる!という強い意志と覚悟を決めて挑む必要があるのです。

一度禁煙治療に失敗すると、初診の日から一年以内は二度目の禁煙治療は保険適用できません。(どうしてもの場合は自由診療となります。)

決める時に決める!位の強い気持ちをもってトライして下さい。

禁煙の暁には、健康的な明るい未来が待っています。周囲の方もきっと喜んでくれるはずですよ。

 

次回からは、タバコそのものの害、タバコがもたらす悪影響、タバコと病気と関わりについて、少し具体的に説明していこうと思います。

 

 

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