さぁ。
あしたからまたいつもの始まりですね。
長い休暇で、カラダもココロもスッキリされていらっしゃることと思います。
私達夫婦は最後の日にようやく元気を取り戻し、妻はずっと気になっていたらしいクローゼットの整理をし、私は嘱託医師をしている特養ホームに気になる入所者さんの様子を見に行ったりしました。
さて、五月と言えば、風薫る美しい季節ですが、昨今は黄砂が飛んできたりと、中々に過ごしにくくなっています。
加えて、GW後は、体調のバランスを崩しやすい時期でもあります。
ご自身で感じているよりも実は疲れているのが本当のところですので、早め早めに休息をとり、あまり頑張り過ぎないように過ごして下さい。
今日の痛風コラムは、アルコールと水分について書いてみたいと思います。
プリン体、というとビールが真っ先に思い浮かぶ方は多いと思います。
もちろんそうなのですが、ビールに限ったことではなく、アルコール類そのものが尿酸値を上げる原因になります。
お酒の種類によって含有量は違いますが、飲む量が増えたら一緒です!
尿酸値の高い人は、なるべくお酒を控えるようにしましょう。
尿酸値を上げない一日の量の目安は、ビール500ml、日本酒180ml、ワイン180ml、焼酎25度90mlといったところでしょうか。
飲む量が増えると、痛風のリスクは確実に高まります。自制心を自分の中に育てましょう。
水分についてですが、医療上の理由から水分制限の指示を受けている方は別として、そうでない方は一日2Lを目安に積極的に水分(水またはお茶)を摂るように心がけてください。
尿酸は尿から排泄されますので、尿の量が増えれば、体内の尿酸が外に出やすくなるからです。
当然のことですが、果糖や砂糖を含む甘い飲み物は、肥満につながる上に、痛風リスクも高めますので注意しましょう。
次は食べ物について書いてみます。