緊急事態宣言。
遅きに失した感がなきしもあらずの緊急事態宣言、いよいよ大阪も対象地域となりました。
諸外国とは強制力がかなり違うようですが、ここはひとりひとりの行動の変容(首相の言葉によると)に対する強い気持ち次第ということでしょうか。
日本人としての心意気の見せ所ですね。
人との接触を8割減らすというのは、現実として普通に仕事をしていると中々難しいですが、基本的な感染予防策を怠らずに過ごすことに集中し、規則正しい生活を心掛け、免疫力が落ちないように心がけましょう。
入院治療を必要としない軽症者は自宅療養、とのことですが、某都市医師会の会長がテレビで言っていたように、かかりつけ医の診断がまずありきです。そうでないと、中核病院の医療危機を招いてしまいます。
もちろん診断の上で様子を見ることもあります。
ただ、症状の経過の内に検査が必要な状況であれば、即、次の行動に移れるようにアドバイスいたします。
適宜の短いスパンでの受診をおすすめします。
医療機関への通院は、外出自粛対象外であることを忘れないでください。
それから、あまり言及したくありませんが、亡くなった方は糖尿病、高血圧、心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方がほとんどのようです。
慢性の基礎疾患をお持ちの方は、より心してお過ごしいただきたく思います。
喫煙習慣のある方も、もし感染・発症すれば重症化しやすい傾向にあるようです。
これを機会に禁煙にぜひチャレンジしてみて下さい。
平素より時間のあるこの期間、気は向かないかもしれないですが、健康チェックやがん検診で現在のご自分の健康状態の認識にトライしてみて下さい。
有事の際の健康は、なによりも心強いものです。
ハナミズキのつぼみが膨らみ始め、桜も葉桜に変わりつつあります。
新緑の季節を今よりほんの少しでも明るく過ごせるといいですね。
切に願います。
自宅三階東側の部屋から眺めた桜です。
ゆっくり眺めるような余裕もお花見にも勿論行けませんでしたが、不意に季節の移ろいを感じられてしみじみしました。