お別れ。
[2017.11.11]
ずっと昔から当院に通って来て下さっていた高齢の患者さん。
亡父、私と二代にわたって、診させていただいていたご近所さんの方です。
その方が天神町を離れ、息子さんがお住いの名古屋に移られることとなりました。
今日、その方の息子さんと娘さんが揃って、ご丁寧にご挨拶に来てくださいました。
文字通りの長い長いお付き合いでしたので、何とはなしに寂しい気持ちになってしまった私です。
でも、ご本人にとっては、医者の立場からするとベストの選択をされたと思っていますので、心中の寂しさは抑えて、笑顔で送り出して差し上げたいとしみじみ感じています。
Tさん、どうぞお元気で。
ふと、亡き母を思い出しました。
書をたしなんでいた母によるものです。
天国でも、母らしく優しい笑顔で過ごしてくれていることでしょう。