様子を見る、ということ。
皆さんは診察を受けた時、ドクターから「様子を見ましょう。」と言われたら、どう思われるでしょうか?
もし、マイナスのイメージを少しでも持っておられるとしたら、、。
どうか払しょくしていただければ、と願います。
診断をするというのは、もちろん疾患や来院されたタイミングなど種々の要素にもよりますが、非常にデリケートな行為です。
診断がドンピシャ(言葉は悪いですが)なら、治癒は早いですし、もしそれていれば、治癒もそれだけ遠のくということになり、患者さんの負担も増えてしまいます。
ここで、皆さんのご自宅での対処(こちらの指示通りにきちんと服薬する、外用剤を塗布するなど。)はパーフェクトだと仮定しておきましょう。
私は診察の際、割に自信を持って診断を下すタイプだと思っていますが、「様子を見ましょう。」というフレーズはよく使います。
ここで誤解していただきたくないのは、下した診断に自信がないから、もしくはよくわからないから、そのフレーズを言っているのではないということです。
どうか信頼して、様子を見させて下さい(笑)
責任を持って対応します!
様子を見る、見守る、、という言葉から思い浮かぶのはこの映画でしょうか。
学生時代にアメフト部に所属していたという理由だけで、CSの番組表から見たのが最初でした。
あまりに感動し、AmazonでDVDを買ってしまった次第です。
ひとかけらの私心もなく、人を見守り、育てる、、。
崇高な行為に、泣いたり笑ったりと忙しい映画です。
明日は山の日。
素敵な休日をお過ごしください。