尿酸値。
尿酸値が高いので気を付けて下さい、と医者に言われた経験のある方は多いと思います。
ただ、何かしら困った症状が出るまでは、どこか他人事に考えてしまっておられないでしょうか。
最近は、比較的若い世代にも痛風が増加傾向にあります。
この<痛風発作>を引き起こす元が、高尿酸血症と呼ばれる血液中の尿酸値が高い状態です。
ちょっとややこしくなりますが、尿酸値が高い状態を(生活習慣の改善で経過を見るレベル)放っておくと、痛風発作だけでなく、ほかにも様々な疾患を引き起こすのです。
例えば、尿路結石や腎臓病です。腎臓病は進行すると、腎不全をおこして、透析が必要になることもあります。
また、高血圧や脂質異常症、糖尿病なども合併しやすいです。
こうなると、それぞれが悪い方向に相関し合い、動脈硬化を進行させてしまいます。
この先はもうお分かりですね。
尿酸値の値を医療機関で指摘されたら、一度立ち止まって、生活習慣を見直し、改善に取り組みましょう。
治療が必要なレベルになってしまうまでに、ご自分で出来ること頑張りましょう。
生活習慣病という命名通り、やはりまずは生活習慣の改善なのです。
次回以降は、尿酸値の値を指摘された方用の生活上のポイントを書いていきたいと思います。
今日はさすがに雨だったので、アレルギーの方は楽だったのではないでしょうか。
当たり前と言えば当たり前ですが、自然の理はすごいですね。
何とはなしに、肌寒いですので、体調管理にお気を付けください。