産業医として。
今日は、午前の診療を終えてから、産業医部会に行って来ました。
さて、皆さんは、産業医という言葉をご存知でしょうか?
産業医とは、事業者側が労働に適した環境、快適に労働に従事できる環境をきちんと提供できているかをチェックする役目を担っています。
端的に言いますと、働いていらっしゃる側の味方と言えるでしょうか。
具体的には、定期健診はもとより、最近、実施が定められたストレスチェックの実施も産業医の仕事です。
今日の演題は、ストレスチェックについてでした。
職場のストレスは、と言葉にするのは簡単ですが、非常に深く喫緊な問題をはらんでいることは、昨今の様々な悲しい出来事からも明らかです。
まずは、ストレスチェックで、それぞれの方が一度立ち止まってご自分のこころの状態に正面から向き合うことが大切です。
その後、もし医学的なサポートが必要な状態であれば、それもまた産業医の出番なのです。
真面目に働いていらっしゃる方々のために、もっと研鑽を積まなければ、、と思いました。
産業医をもっと上手に活用して、こころもからだも健康に働けますように!!
ちなみに、私は日本医師会認定の産業医の資格を有しており、2社の嘱託産業医をしています。
経験はあるつもりですので、ストレスチェックや定期健診が必要な事業者様は当院までご相談ください。