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皮膚の乾燥はトラブルの元。

[2017.08.15]

当院は美容皮膚科ではないので、主訴がニキビであったり、肌荒れであったりという患者さんがそう多い訳ではないのですが、湿疹やアトピー性皮膚炎、肝斑、シミなどにお悩みの患者さんは老若男女問わずたくさん来院して下さっています。

 

そんな中、私が言えるのは、皮膚の過乾燥がそういった症状のベースにあるという事と、皮膚の乾燥に対する適切な対応(日常のお手入れ)がご自宅で出来ていないことが往々にして見られるという事でしょうか。

 

詳しくは受診の際にお話させて頂きますが、まず第一に、気になる箇所(特に、顔)の皮膚を必要以上に触らないようにして下さい。

気になるのは分かりますが、しょっちゅう触っていては、治るものも治りません。

それから大事なのは、顔を洗ったり体を洗うときは絶対にこすらない、力を入れない事です。

実は、当たり前のことが出来ていない方は多いです

洗顔料やクレンジング剤は、当院では低刺激なNOVⅢシリーズのご使用をおすすめしています。当院でも購入頂けます。

(待合室にパンフレットも置いてますので、ご自由にお持ち帰りになって下さい。)

石けん成分100%の純石けんを使って、顔や体を洗うのももイイですね。こちらもおすすめです。

 

紫外線対策に日焼け止めを塗るのは非常によいですが、湿疹などで肌荒れしているときは塗るのはやめましょう。

そういう時は日傘や帽子、アームカバーなどの物理的方法でしのぐのがベターです。

刺激になってしまうからです。

何事も臨機応変に、おおらかに。

 

夏は汗をかいたりして、汗をかく事自体はとてもいいのですが、そのまま放置するのは刺激になるのでよくありません。

神経質にならない程度に、柔らかい布で優しく拭いて取り除きましょう。

 

洗った後の保湿もしっかりと。

その時々に合った量を見極めて与える事が大切です。

当院で処方している保湿剤も上手にご活用頂ければと思います。

 

皮膚の乾燥から来る諸々のトラブルに、当院は以前から多角的に対応しています。

様々なアプローチが可能ですので、どうぞお気軽にご相談下さい。

秋口には、夏の疲れが皮膚にあらわれてきます。

ビタミンだけでなく、タンパク質もたくさん摂取し、睡眠の質にも留意し、澄んだ皮膚で秋の訪れを楽しめるように心掛けて見て下さい。

 

 

 

 妻のおすすめ映画 Dr.Tと女たちです。

 

この頃のリチャード・ギアが好きらしく、モテモテの産婦人科医がピッタリだそう。

内容は割にシニカルですが、女優さんたちのファッションを見ているだけでも楽しめるオトナオシャレな感じらしいです。

お気の向いた方はぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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