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ご質問がありましたので。

[2018.01.19]

前回のブログで、アレルギーの方のスキンケアについてごくごく基本的なことを書きましたら、患者さんから入浴についてのお尋ねがありました。

ここでも、前回の追記として書いてみます。

 

入浴には、身体の洗浄、寒い時期や地域においては保温、さらには皮膚血液循環の促進による疲労回復及び解消などの効能があります。

リラクゼーションという意味でも、非常に有効な手段と言えます。

温泉を好きじゃないという日本人はあまりいなさそうですよね。

 

ただ、アレルギーが皮膚に症状として出ている場合は、入浴の仕方もちょっとした工夫が必要です。

まず、熱いお湯はいけません。皮膚温が上がって、かゆみを感じやすくなるからです。

お湯の温度が適切であったとしても、長く湯船に入るのも避けた方が良いですね。

入浴中に、皮膚の角層の水溶性保湿成分が流出してしまい、入浴後に皮膚の過乾燥とバリア機能の低下をきたすおそれがあるからです。

ゆっくり浸かってリラックス、という入浴は、症状が出ている時はやめておくのがベターです。

ただ、重ねて書きますが、皮膚の汚れを落とすことは非常に大切です!

低刺激の洗浄剤(石けんなど)で、あまり時間をかけずに優しくさらっと身体を洗うのを忘れないでください。

 

アレルギーの症状をコントロールしていくのにあたり、こちらのアドバイスをしっかりと実行していただきたいのはもちろんそうなのですが、あまりガチガチに神経質になってしまわれると、かえってよくないことがあります。

過ぎるとストレスになり、症状に反映してしまうのはもったいないことです。

ストレスと皮膚は相関性がありますので、少々のゆらぎは受け止めつつ、ゆったり構えてコントロールにあたっていただきたいと思います。

各々の方によっても対応の仕方は変わってきますので、プロセスの中で何かご不安なことがあればご遠慮なくお尋ねください。

 

また急に冷え込んできました。

あたたかくしてお過ごし下さい。

 

温熱療法、当院の隠れた人気メニュー(?)です。

身体の芯から冷えを追い出して元気になりましょう!

ちょっとした体調不良の時、肩こりや腰痛、背部痛にも効果があります。

保険適用可ですので、どうぞお気軽にご利用ください。

 

 

 

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