肝臓と肝機能って?
今日は七夕。
今年は過ごしやすい日々が続いていますが、さてこれからどうでしょう。
暑さが増していくにつれて、ビールを手にする機会も増える時季となっていきますね。
肝臓についての医療記事には、ビールを片手に揚げ物を頬張るイラストが添えられてのを目にされる機会が多いと思われます。
また、肝臓=アルコール(の分解)とイメージされる方も多いのではないでしょうか。
もちろんアルコールの分解もですが、肝臓は栄養素を貯蔵したり、たんぱく質やコレステロールを合成したり、毒素を無害化したりと多様かつ重要な役割を担ってくれています。
また、症状が表面化するまで時間を要しますので、実際の肝臓の具合は血液検査の数値でしか判断できません。
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GT(γ‐GTP)などの数値がそれにあたります。
数値は経時的に観察していく必要がありますので、肝機能障害で通院されている方は適宜検査をさせていただいています。
さて、ここで申し上げたいのは、普段アルコールを嗜まない方でも過食などによって肝機能障害が進行してしまう恐れがあるということです。
以前は、アルコール以外の好ましくない生活習慣(過食など)が原因とされる脂肪肝は良性と考えられいたのですが、近年は肝機能障害が進行してしまう非アルコール脂肪性肝炎「NASH」=肝臓がんにつながる恐れあり...ということが明らかになっています。
糖尿病、脂質異常症、高血圧を併せ持つ人に多く見られることも分かってきています。
アルコールは嗜まないから肝臓は大丈夫!ではありません。
普段の食生活の在り方に今一度思いを馳せてください。
高血圧、脂質異常症、糖尿病の投薬治療をされている方はなおさらです。
一緒に頑張っていきましょう。
ご不明な点がありましたら、受診時にお尋ねください。
詳しく説明させて頂きます。
意識を変える意味でも、特定健診、がん検診を受けて、ご自身の今の状態をチェックしてみてくださいね。
夏野菜の焼きびたしです。 あらかじめ焼いていますのでコクもあり、食べ応えもあります。豚肉や鶏肉を一緒に合わせても、良いですね。
