睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療の流れとは?
今日は久しぶりに激しい雷と雨に見舞われました。
晴天が続いていたので雨が降ってくれるのはいいのですが、度が過ぎると困りものです。
皆さんは大丈夫でしたでしょうか。
さて、SASですが、あらゆる疾患同様に早期発見・早期治療が非常に大切です。
もしかして...と思われたら、お早目の受診をおすすめします。
診療の流れとして、まずいびきや日中の眠気など自覚症状や既往歴に関しての問診を行います。
問診でSASの疑いありなら、次は簡易検査となります。
簡易検査は睡眠時の呼吸の気流や低呼吸の有無、気道の狭窄の程度、酸素飽和度、いびきなどを自宅でしていただくもので、メーカーさんから送られますので、記載通りに検査していただき、そのまま送り返していただくことになります。
そして解析されたデータが当院に届き、データに基づいて、治療内容の説明へと続きます。
飲酒の制限や禁煙などの生活習慣の改善や、必要な場合は減量にも努めることも大切です。
内科的治療の第一選択はCPAP療法といって、鼻に装着したマスクを介して気道内に設定した陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことによって無呼吸を抑制する療法です。
(CPAPとは、経鼻的持続陽圧呼吸療法のことを指します)
CPAP使用の翌日には眠気や倦怠感がとれて活力が著しく高まるケースも少なくありません。
高血圧など生活習慣病を有する方はそれらの改善、未病の方は予防につながる唯一の治療法(対症療法)となります。
慣れるまでは不快に感じられるかもしれませんが、脱落せずに続けることが何より重要です。
重なりますが、合併症のリスクに大いに関係するからです。
CPAPの保険適用には一ヶ月に一度の受診が必要ですので、その折に日常の状況や効果などをお聞かせください。
ご不安やご不明な点がありましたら、自己判断で中止せずにご相談ください。
(一ヶ月に一度のご来院が叶わない場合は全額自己負担となりますので、ご注意ください。)
シリーズで書いてきました睡眠時無呼吸症候群(SAS)のこと、少しご理解いただけましたでしょうか。
もしや?と気なっておられるなら、それは受診のタイミング。
お気軽にご相談ください。
CPAP装着時のイラストです。始めたら続けていきましょう!
