夏至。
今日は(書いているのは20日深夜の感覚ですが、、。)、二十四節気のひとつ、夏至。
一年で最も日中の時間が長い日ですね。
何度も同じことを書いて恐縮ですが、もうすぐ7月というのが信じられません。
今年は春先から、アレルギー症状が強く出た患者さん、それも長く続く患者さんが多かったので、その波が落ち着いたかなと思うのが例年よりもかなり遅かったのもそう感じる原因かもしれません。
気候的に過ごしにくい状況になっているのはもうどうしようもないですので、せめてご自分のカラダとココロの声に注意深く耳を傾けて、その都度早め早めに対応していただければと思います。
さて、フレイルとサルコペニアについてです。
フレイル(日本老年医学会が2014年に提唱)とは、簡単に言いますと、加齢とともに身体機能や認知機能が低下して病気にかかりやすい虚弱な状態を指します。
フレイルには精神的要素も大きく関連していますが、特に、筋肉量が低下するサルコペニアがその原因として注目されています。
サルコペニアを防ぎ、フレイルを防ぐことはすなわち、要介護に至るのを防ぐことにつながり、健康寿命を延ばすことが出来るのです。
老化自体は止められなくても、サルコペニアを防ぎ、フレイルを防ぐことはできます。
サルコペニアを防ぐには、運動と栄養です。
特に、栄養に関して言いますと、筋肉として合成されやすいたんぱく質=赤身肉、魚、卵、牛乳、大豆などを毎日食事から摂るようにしましょう。
また、糖尿病があるとサルコペニアになりやすくなりますので、若い時期からの心がけが大切です。
人生長いようで短いもの。
ご高齢の方はもちろん、お若い方も決して対岸の火事と思わず、日々の運動と栄養に気を配って過ごして下さい。
今日の午後診から、爽やかなフレームプリザーブドフラワーを受付横に飾っています。
クチナシ、バラ、モスがプリザーブドフラワーで、多肉植物はアートフラワーだそうです。(妻が習ってきた作品です。)
皆さんに和んでいただければ幸いです。