インフルエンザウイルスって。
インフルエンザのの原因となるインフルエンザウイルスには、いくつ種類があるのかご存知でしょうか?
その答えは、大きく分類してA型、B型、C型の3つです。
この内、A型はさらに144種類もの型に分類できるのですが、ヒトの間で毎年流行を繰り返しているのはA/H3N2(香港型)とA/H1N1型(ソ連型)の2つです。
流行の一翼を担う(?)B型についても、A型と同様に細かく分類できますが、これらのウイルスは毎年小さい変異を自ら起こしています。
上記の2つのA型がワンシーズンに同時に流行することがあるために、A型に2度罹患したり、さらにはB型にも、、ということがあり得るわけです。
さて、インフルエンザウイルスはどうやって感染するのでしょうか?
主に、インフルエンザに感染している患者さんの咳やくしゃみなどを知らずに吸い込んでしまうことによって(いわゆる飛沫感染ですね)感染します。
呼吸と共に鼻やのどから体内への侵入を許し、気道の粘膜に吸着して細胞内に侵入していきます。
そして、急激にのどや気管支、肺でウイルスは増殖していくのです。
潜伏期間は1~3日間で、感染後2日目には既にウイルスの増殖はピークに達すると言われています。
簡単に書いてみましたが、お分かりいただけたでしょうか?
潜伏期間が短いことからも察することが出来るように、流行期にどう行動すればいいか、はおのずと明らかですよね。
次回は、それも含めて、予防の基本について書いてみたいと思います。
(いずれにせよ、おかしいなと思われたら、無理せずに医療機関への早めの受診をおすすめします!)
先週の木曜日、妻とバレエ・くるみ割り人形を観に行ってきました。
欧米では、第九よりも、メサイアかくるみ割り人形の鑑賞が年末の恒例だそうですが、私イチオシのバレエの演目を鑑賞できて幸せでした。
クリスマスシーズンにふさわしいストーリーで、おじさんドクター大満足の夜でした。
ところで、このブログで時々ネタにしている妻。
どんな方なんですか?と患者さんに尋ねられることしばしばなのですが、診療所には一切出てませんので、ご存じない方がほとんどだと思います。
一言でいうと、非常にユニークな感性を持った心優しい(ごますりごますり、、笑)女性です。
バレエ鑑賞の日は、随分前に誂えたクリスマス柄の帯(しまいっぱなし!)を締めて出掛けたい!と着物で行きました。
どうぞ見てやってください。
恥ずかしいので、顔出しNGらしいです。
ちなみに帯の前部分は。。
皆さんもどうぞ年の瀬を元気にお過ごしください!