大腸の病気(大腸炎・大腸がん・大腸ポリープなど)
大腸(盲腸、結腸、直腸)の病気には、大腸炎、大腸がんなどがあります。
過敏性腸症候群も、近年よくみられる疾患となっています。
大腸炎
大腸に炎症を生じる病気で、潰瘍性大腸炎やクローン病、ベーチェット病など、さらに様々な病気に分類されます。
潰瘍性大腸炎や
自覚症状としては、血便や下痢によるものが多く、重症化すると発熱や体重減少、腹痛を伴うことがあります。
放置することで、腸閉そくなどの合併症を起こす場合がありますので、血便や下痢などの症状が出た場合は、早めに受診するようにして下さい。
大腸がん
大腸がんは、全てのがん疾患の中でも、近年増加傾向にあるがんです。
初期は自覚症状がないことが多く、健(検)診等で発見されるケースが多くあります。
早期の発見であれば、内視鏡による除去=侵襲の少ない手術で治療することが出来ます。
早期発見・早期治療が大きく予後に関係してきますので、定期的に検診を受けることが何より重要です。